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不純な動機が功を奏す?セックスがきっかけを作る

風俗嬢がコメントする体験談

ハンドルネーム:夢がMOMIMOMI

私は小学時代からガリ勉で、大学も一発合格のうえ商社へと入社した。真面目だから人生が軌道に乗っただの、周囲は羨望の眼差しを向けるがそうでもない。
敷かれたレールの上を進んでいただけで、かつ学生時代は勉強ばかりだったので今となっても友人は全く居おらず、さらに重ねすぎた勤勉によってストレスの溜まり具合も尋常ではなく、実は仕事中上司にいびられ精神科に通っていた時期もあったのだ。

両親からは結婚相談所を薦められ、言われるがまま入会したのだが、結果は鳴かず飛ばず。自分がアタックをかけたわけでもなく冷めており、いっぽうの相手は年収と如何に結婚後楽をしたいかしか伝わってこなかったのである。

所詮は金、金、金なのかと結婚相談所でも病んだ私は、有給を思い切り使って旅をした。大都心から離れ、軽井沢・北海道、果ては南の鹿児島まで行き、現地ではとことん羽を休める。
温泉旅館に泊まった際、夕食を食事処で宿泊客がとっていたのだが、不倫カップルと思わしき2人を見た。50過ぎのオヤジと20代のキャバクラ嬢風の女、明らかだろう。
ただ、若い女を抱くというのは性欲の発散にうってつけで、良いだろうなとその時思った。

旅行から帰り仕事にまた没頭するなか、週末は異性と関わるようにしようと思い、恋愛・結婚を度外視した活動に舵を切った。
出会い系は婚活と類似するイメージと面倒くさい固定観念があったため、敢えて除外。
そこで目星をつけたのは『オトナの出会い』といった、まさにセックスを期待できるような出会いのサイトだ。

会員制で月額2万円以上はかかる料金体系で、出会い系の比ではない。しかし独身かつ遊んでおらず、さらに贅沢品も買っていなかったので金には余裕があった。
サービスを使うと、女性の方からガシガシと連絡があるのだが、私に結婚願望はない。
だから選ぶのには時間がかかったものの、こんな私でも良いという女性と2ヶ月目で出会うことができた。

連絡は約2週間メールでおこない、会う日は泊まりOKでの1泊2日のデート。
お台場周辺のパーキングで待ち合わせだったが、やってきた睦美(むつみ)はバツイチなものの、色気の漂う34歳のイイ女。
ファッションは黒のカーディガンに、ヒップラインがピチッと見える白のパンツルックだ。
私の運転する後部座席を見て「バッグを置いていい?」と言い、かがんだときに胸の膨らみが見え、かつ尻のラインがくっきりと見えるのがエロティック。

私は効率性を徹底的に叩き込まれていたので、お台場のスポットに連れていき、その後レストランへ彼女と向かった。
予約もしているのがスマートと褒められたが、別にモテたいが為ではない。
だが欲を満たすというミッションを念頭に置いていたので、ご機嫌な彼女には何を言っても受け入れてもらえるように思えた。
そこで夜の営みをしたいからと、大胆にもホテルに誘い承諾を得た。

無論ホテルのリサーチも、仕事同様に顧客にとって何が喜ばれるかを第1に考え動くスタンスなので、2万円の高いルームを躊躇なく選ぶ。
ここは、モテたい男性なら迷わずに選定しておくと女性から好印象になるため、覚えておくと良いだろう。
部屋はラブホだと高めであるためか、さすがの造りでスイートルーム仕様だ。風呂は面白く2間あり、内湯と中庭に半露天を構えるような奥ゆかしい造り。彼女も喜び、さっそく入ろうと誘う。

胸は小ぶりだがピンクの乳首で上向き加減にそそられる。
キスを交わし、湯船で抱き合っていると、居ても立っても居られなくなったので早々に切り上げ、ベッドに移動する。
キングサイズのベッドなど、初めて見たものだが驚きはさておき布団を跳ね除け、私はおもむろに彼女のバスローブを剥ぎ取った。

小ぶりのバストを揉んで乳首も吸い上げ、ここは非現実の桃源郷なのだと喜びを噛み締め、むさぼり食うように睦美を求める私。
テクニックなどは皆無のはずだが、彼女はまんざらでもなく感じている。
「演技ではない、よね?」と聞けば「愛情をひしひしと感じる。燃えたぎってくる」と、情熱が伝わったようだ。
それはセックス経験も少ないために、溜まっていたからだろうと思うものの、あまりに楽しい時間からか、愛そうとしている潜在意識が働いたのかもしれない。

睦美から、耳・首・乳首の順で舐められ今までにない快感を覚えた。そして正常位で結合し、あまりの気持ちよさに思わず声を出してしまう。
ちなみにバックの体位をしたことがないためミスを犯したと思ったが、彼女が懇切丁寧にレクチャーをしてくれた。
セックスが下手なのになぜこんなにも親切に?と思い聞いてみると「あなたは浮気しそうな感じがしない」と言うのだ。

会話を挟みながらのセックスとは、何と摩訶不思議なものだろうか。
そうして果てたあと、熱意があるから遊び人とのセックスよりも良かったと評価をされた私なのである。
欲を満たしたかった私だが、幸福感に包まれているのが意外だった。
ベッドで手をつなぎ、話している際にまた会う日時を決めた。もしかすると、セックスから始まる恋もあるのかもしれない。
たとえ私が、金目当てで見られているのだとしても。

【カレン】

素敵な出会いがあってよかった!
今まで頑張ってきたのが報われたのかもしれないね。
ここから二人の関係がいいものになっていることを祈ってます。