風俗嬢がコメントする体験談ハンドルネーム：絡ムンチョ
「男性と女性は、どうしてこんなにも性欲に差があるのだろう……」
そんな欲が常に脳裏をよぎっていた少年時代、僕は書店でエロ本を買い漁る「非モテ街道まっしぐら」の男でした。
中学生の時は、校庭の木の陰でキスをするリア充たち、校舎の裏でベタベタするカップルを見て嫉妬をしたものです。一方の僕は傷つくことが怖くて、性格は石橋を叩いて渡る代表格ともいえるつまらないヤツ。高校、大学としがない毎日を送り、社会人へと駒を進めました。
仕事は造園関係ですが、少人数体制なので仲間とはよく話します。上司ははっきりとモノを言うタイプで「お前さん、口角が下がっていて顔もうつむき加減だぞ」と突っ込まれました。
上司のT田（仮名）は、僕の女っけが全くないことを見抜き、積極的に関わるべしと説きます。上司の説教は、素直に心の内に入ってきました。そしてネガティブな自分の思考を改めるように決意しました。造園仕事は入札での役所仕事が多めですが、個人邸にも行くことが多々あります。
「そういえば、控えめで暗く、お客様とは会話がほとんどなかった。女性、若奥様もいるのに」と、45度しかなかった視野角は、上司の助言をきっかけに90度・120度と広がっていきます。
そんな折、得意先の顧客訪問をしていた中に、「あ！」と印象に残る女性が居たことを思い出しました。
高齢の母親と二人暮らしで、剪定の指示はその娘さんが出すという形。指示を受けたあと、娘さんは机に伏すように暗くご機嫌も斜めな表情。曇った表情が気になっていて、今回伺った時も前回と同じだったので、お茶を出された時に理由を訪ねてみました。
在宅仕事のかたわらで、母の生活をサポートしていた模様。母親には強く当たられてストレスが蓄積し、鬱屈したなかで結婚相手もおらず、日々寂しく過ごしていたそう。
「僕も社内じゃ一番立場が下でよく怒られるし、恋人もいないし気持ちがわかります」と返したら、話しかけてくれたことと愚痴を聞いたのがよほど嬉しかったみたいです。
「お兄さん、グイグイ行く感じじゃないのは今まで庭のお手入れに来てもらっていたときからわかっていたし、印象良いです」の言葉から、LINE：IDを交換する嬉しい状態に発展。
業務を終え上司に話したら「な？俺の言ったとおりだろう、積極性を出せばチャンスなんてつかむのは難しくないんだよ」と。
やり取りは続くものの、恋愛をするにはオン・オフの生活が大変で、自分の殻に閉じこもりたい感情にも揺れる、お姉さんの美緒さん（仮名）。でも僕は度重なる愚痴を嫌な態度1つ示さず、聞き続けました。すると、5つ上の美緒さんからのデートの提案があり、0.1秒でOKと脳内回路が判断。
デート当日は朝9時の待ち合わせで、近くの駅まで迎えに行ったあとにチェーン店のカフェでのトーク。セミロングの茶髪ヘアーに瞳は切れ目だけど、口元のほくろがセクシーな美緒さん。40分ほどお茶をした後は映画館でアクションものを見て、ちょっと遅めのランチ。
ランチ後は予定を決めておらず「あとはどうしようか？」と聞くと「二人でゆっくりできるところがいい……」と意味深な発言が。少し甘えてくる素振りがあり、香気に吸い寄せられるように魅了された僕は、彼女をホテルに誘います。
「1日で終わる関係にならないならいいよ」と言われましたが、ワンナイトなんて考えていなかったので「もちろん」と返事をしてホテルに入りました。道中で汗もかいていたのでお互いシャワーを浴び、ソファーへ。
バスローブからはだけた美緒さんの美肌を見つめていると、我慢できなくなり手を胸元に入れバストを揉みしだいてしまった。彼女は感じる声を上げ「ベッドに行こう」と僕に言い、そのままセックスが開始。
ボディメイキングをしているのか？と思うほどシェイプアップされた体が美しく、首を舐め乳も舐める僕は暴走機関車。
続いてクンニをすると声を大にして喘いでいますが、テクに自信がない僕にとっては嬉しい。攻守交代となり今度は美緒さんからのフェラ。お世辞なしの気持ちよさでしたが、何より驚いたのは玉舐めまでしてくれたところ。
初めてだったのですが、第二の性感帯といえるほど感じます。挿入で体を重ね、正常位で激しく腰を振っていると、彼女は僕の手を握ってきました。その行為は僕を心身ともにアツくさせ、最後はキスをしたままフィニッシュ。
「ラブラブの恋人プレイのようで良かったよ」と僕は美緒さんに告げると「もう私たち恋人だよね？」という回答が。
そうして交際が始まり、はたから見ると羨ましいと思われがちですが、セックス中に手をつかむ彼女の行為。そう、彼女はかなりの束縛女だったのです。
スタイル抜群の美人と、何も問題なく付き合えるなんて僕は浅はかだったのかな……。
【七瀬】
まぁ美人やイケメンが売れ残ってたら、どこかで難がある可能性はあるよね……(笑)
束縛強めでも楽しく付き合えるように気持ちを切り替えるか諦めるか、かもね。
