ハンドルネーム:こちらも抜かねば
私は工場勤務の37歳で、アラフォーに片足を突っ込んでいる準オッサンだ。
クレーンに乗り、日々変わり映えしない業務をこなしていると、週末に差しかかる際にはストレスが蓄積される。
部屋から隣家を眺めると、広いガーデン内でバーベキューを楽しむ一家の姿も見え、独り身の私は劣等感に苛んでいた。
しかも、亭主は私と同年代にもかかわらず、年下の美人妻を貰い受けている。一方、自分はというとゲームや軍事グッズコレクターとして女房を構うことを忘れ、三下り半を突きつけられたバツイチだ。
もう諦めるしかないのかと、枯れゆく心をAV観賞で慰めていたところ、見かねた幼馴染の友人が手を差し伸べてくれた。
まずは居酒屋で晩酌したのだが「お前はすぐ殻に閉じこもる傾向があるけど、金にも余裕があるうえ不細工ではないのだから引退は早いだろう」と、説教臭くはあるものの的確なアドバイスをもらう。
友人は好奇心旺盛で、自分の年齢は全く気にしていない様子だった。ゆえに、私が知らない新感覚の出会いも熟知している。
そうして私を誘った出会いの場は、なんと相席居酒屋だったのだ。
冗談が過ぎると慌てふためいたが、1度行けば場馴れするから問題ないと意気揚々の奴を見ると、不思議とみなぎるパワーをお裾分けされたかのようである。
一抹の不安は拭えないものの、神奈川は首都圏だからか店選びには困らなかった。門をくぐると意外なことに普通のダイニングと相違がなく、やや高級感を覚えた程度。
男グループの残念組もいれば、男女がノリノリで合コンさながらに盛り上がるテーブルもある。私はやや面食らったものの、酒の力も借りてすぐに慣れることができた。
店側が適当にマッチングさせてくれるのだから、要は資金さえあれば出会い放題。
1度目は上手く行かなかったが、翌週も出向き、34歳の保育士と出会うことを果たす。一流商社マンが元カレだったらしく、インテリは繊細すぎて疲れると、現実逃避をしていたのだ。
バツ1を白状するも「嘘をつかない人は私好きよ」と、ようやく救いの小舟が出現してくれた。
彼女はショートボブが似合う切れ目の一重で、母性本能が強い。しかもFカップはあるであろう、たわわなバストが備わっており、何とか攻略したいと出会った日から作戦遂行を決意。
出会いが出会いだったので、既に1度会っていることもありデートは早々に決定する。初デート時既に気を許してくれていたのかディナー後、商店街を歩く際に彼女が腕を絡めてきた。
私は正直溜まりあげていたので、ニットに隠された巨乳を拝み倒したい欲望を抑えきれずホテルに誘い、1回目にもかかわらず成功し歓喜する。
ホテルは、段差違いで和と洋を混ぜた粋な部屋で、二人掛けのソファーが密着感満点の予感。次に私は迷うことなく、彼女の手を握り誘導した。
「待って、お肉食べたからさすがにシャワーは、ね!」とオイタをした私の額をポンと押す。しかし、30代にもなれば未成年の不純異性交遊禁止のような悪い意味の健全さはないのだ。
続いてお互いにシャワーを済ませ、彼女を待つ部屋で調整可能な照明の灯りを、やや落とした。雰囲気調整ヨシ、確認ヨシと、愚息を挿入することを勅命と感じた私は彼女へダイブ。
レースのブラジャーはすみれ色、白くまどろむバストははみ出そうなほどのボリューム、ミルクを欲するがごとく吸い付いた。乳首はやや黒かったがもはや関係はない。
舌で押し上げ、乳を揉みながらも吸い上げ「もう~相当のおっぱい星人ね」と言われながらも、彼女の下半身は嘘をつけなかったようだ。防波堤が決壊するくらいの愛液が溢れており、そこでも私は必死に吸引する。
今度は、彼女の愛を受け取るべくフェラを懇願。
「初回デートで普通ここまでしないんだからね」と告げられ、一物を根本まで咥えられた。平素は園児をあやしているのに、なんというエロスだと脳は錯乱を起こし、69へと移行。
蜜たる蜜を飲み干すと「もう挿れて…」という彼女。正常位で覆い被さり、燃え盛るようにピストンをする私。
存分に喘ぐ彼女を見ているとバックがしたくなり、体位は急旋回。生真面目な女が、取りつかれたように乱れて行く…。正常位でも大興奮だったのに、種馬並みの馬力でメガピストンとなった。
きちんとゴム中出しを済ませピロートークに移った際、ご無沙汰だったせいか、あるいは締りが良く満足しすぎたのか彼女を腕枕していた。
「エッチの後にちゃんとイチャイチャしてくれる人なのね」と喜ばれ、忘れていた純情が蘇る。
その出会いが、不埒なものだったとしても、もはや私たちには関係ないのだと、ベッドへ乱雑に置かれたすみれ色のランジェリーを見て、多幸感に満ちるのであった。
勿論、不甲斐ない私の背中を押した友人に後日おごりで豪華なご馳走をプレゼントしてやったのは言うまでもない。
【七瀬】
出会い居酒屋でそんな素敵な出会いが出来たんてすごーい!
女性の方も、そんなに気を許してくれるなんてなかなかないと思うから本当に稀有な出会いだね。
この先も良い女性経験が得られますように!