ハンドルネーム:足を洗わない男MAKA
私は時代の流行りに影響されるように、10代の時にPC関連の専門学校に通っていた。しかしこれは、いわゆる言い訳であり、要するに大学へ行く学力がなかったのが事実である。
本当はプログラマーやSEになりたいという目標がなかったため、在学中は友人と授業をさぼってカラオケに行き、ゲームセンターで遊ぶなど荒廃した生活だった。
結局、待遇の良いIT会社への就職は叶わず、ブラック企業に入り馬車馬のようにこき使われる日々が到来する。
近年ではプログラマーはデジドカとも呼ばれるようで、就職に失敗すると精神を病むくらい追い込まれるという。
きつかったのは会社に寝泊まりするプロジェクトがある時なのだが、回りの同期は病みながらもキーボードを打ち続けている。
私はストレスで発狂しそうになった時、上司の目が届かない範囲でネットサーフィンをするなど社内における現実逃避を敢行していた。
ネット閲覧中は思い切りストレスを発散できるコンテンツを探していたのだが、視界に飛び込むのはナンパ・セックス・風俗など、私とは無縁といえる世界が広がっている。
なお私は現在41だが、30歳になるまで恥ずかしながら素人童貞だったのだ。
しかしネットが主流となった時、仕事中に上層部の目をかいくぐり色んなサイトを見尽くすおさぼりが、私の人生に華を添える形になる。
セックスを楽しむカップルや遊び人などは、衣食住の3原則へ性を加えるほど野性本能にあふれていた。そこまでセックスが生きる喜びとなるのなら、私も花園へ行き人生を謳歌したい。
そんな欲が沸騰し、私はタガが外れたように、休日は再度風俗に行ったり出会い系サイトをしたり、給料の多くを注いだ。そうして風俗嬢とのセックスをする日もあれば、出会い系で会った女性と逢瀬を重ねられるようになる。
最終的にアラフォーになった今だが、セックス経験がぐんと増えた結果として女性に対する自信がついた。
結局一流スキルのないプログラマー生活は続けているが、対人コミュニケーション力がついた私は、現在セフレが3人もいる。風俗嬢をリピートし続け得た1人、SNSを通じて知り合った1人、そして得意先の庶務の1人だ。
意外と庶務の子A子(35歳)が好きで、彼女はノベルティや請求書、その他雑務で弊社に来るのだが窓口は私が対応していたため話す機会がありLINEの交換をしたわけである。
彼女は「私、お局さんに嫌われていて辞めようかと悩んでいます」と、愚痴から始まったわけだが、愚痴を最後まで聞くと女性からの印象が上がることを学んでいたので、聞き役に徹した。
徐々に心を私に開いてくれるA子は、弊社に来た時にチラチラとこちらに視線を投げかけてくる。その心境を、仕事中や帰宅後にLINEで聞けるために何か臨場感を覚えた。
すると「オフの日に会ったことがないからデートしてみたいなって思ってた」というのだ。
一方の私は「プログラマーは、鬱憤が溜まりやすいから仕事中にA子さんを見ているとムラムラ」したと、かまをかけてみた。
すると「私もお局にネチネチ言われてムシャクシャ度が最大だから、あなたとの発散は全然嫌な気がしないな」と毛嫌いされていない。
チャンス到来なのではないかと察知し、週末にホテルの誘いをしてみた。ドキドキする中、来た返信は「お泊りが楽しみ」とOKの返事が。
当日現れた彼女はベージュの薄手コートにミニ丈の白のスカート。トルコ料理店にまずは向かい、カウンターで食事と酒を飲み、2杯目のオーダーをした際には手を握るなど程よく欲情してきた。
店を後にしてタクシーを呼び、ホテルの部屋に着くと玄関で靴を脱ぐ時にキスを交わす。酒の勢いも味方し、ソファーでビールの缶を開けて再度飲み交わす際には彼女の胸をタッチ。甘い吐息が漏れた時、我慢ならずにそのままベッドへ押し倒した。
ピンクで花柄の下着が眩しく、ブラの中からCカップのA子の胸を揉みしだく私。感じたらしく「吸ったり噛んだりして欲しい」とリクエストされ「Mだったんだね、思い切り責めるよ」と乳首をつまみ、こねくり回したうえで甘噛みをした。
盛大な喘ぎ声が響き渡るシーンに興奮し、愚息を突き出し半ばイマラチオのごとくしゃぶらせる私。激しいフェラはマシンガン調で速く、私のイチモツははちきれんばかりに。
バックで挿入して突いていると、パンパンという音が聞こえるがこれは彼女の巨尻がもたらす奇跡の音だ。そして正常位にスイッチし、エキサイトのままフィニッシュ。腕枕をしてそのまま朝を迎え、ホテルを出る際にもう1発セックスをした私たち。
「エッチの相性も良いし、あなたが私の彼氏になってくれたらいいのに」と言われ、いま私は前向きに彼女と付き合おうかどうかを検討する段階に入った。
セフレには愛もないし、庶務の子とのセックスから始まる愛も、いいのだろうか!?
【七瀬】
都合の良いセフレだけ欲しいならやめたほうがいいと思うけど、もしその庶務ちゃんの人生の一部をもらってもいい覚悟があるんだったら付き合ってもいいんじゃないかな!
お互いいい歳だし、付き合って結婚まで視野に入れると慎重に考えた方が良いかも。特に女性には大事なことだからね。
どっちにしろいい結果になりますように。